こんにちは、さすをです。
システムエンジニアとして働いており、毎日7時間以上Pythonでコードを書いています。
この記事では、プログラミング言語「Python」でできることを初心者の方に向けて詳しく紹介していきます。
Pythonスキルを身に着けると、稼げるようになるのかということにも触れていくので要チェックです!
それでは、本文をどうぞ。
Pythonに興味が出てきたけど、そもそもPythonって何ができるの?
スキルを身につけられたら、収益に結びつくのかな。
他の言語との違いとかメリットがなんなのかもわからないし…
勉強するならどうすればいいんだろう。
これらの悩みを解決します!
この記事のおすすめ対象読者:
- Pythonでどのような開発ができるのか知りたい方
- Pythonスキルが収益に結びつくのか知りたい方
- Pythonの特徴、メリットデメリットを知りたい方
- Pythonの勉強法を知りたい方
筆者の情報:
- 現役システムエンジニア
- 過去にPythonを用いた6,000万の案件を経験
※0円のサンプルテキストという近道
独学よりプログラミングスクールの方が効果は出やすいですが、値段が高く、なかなか手を出しづらいですよね。techgymでは無料のサンプルテキストをもらえるので、これを使ってPythonの基礎を学ぶのもありだと思います。
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1.Pythonでできること【初心者にもわかりやすく解説】
1-1.AIの開発
Pythonでできることの1つ目は、AIの開発です。
PythonはAIのライブラリが最先端なので、他の言語と比べて簡単にAI開発を行うことが出来ます。
AIはエンジニア業界でもかなり注目を浴びている分野なので、エンジニアに興味がある方は特におすすめです。
お掃除ロボットや、自動運転、Pepper君などが代表例です!
1-2.機械学習
Pythonでできることの2つ目は、機械学習です。
機械学習とは、AIの中核となる技術で、経験からの学習により自動で改善するコンピューターアルゴリズムです。
YouTubeの「関連動画」や、Amazonの「おすすめ商品」などは、この機械学習が使われています。
機械学習で使用するライブラリやフレームワークはPythonをベースに作ってあるものが多いので、他の言語と比べて簡単で効率的に機械学習のプログラムを構築することができます。
1-3.Webサービス・Webアプリケーション開発
Pythonでできることの3つ目は、Webサービス・Webアプリケーション開発です。
Pythonを使うことで、企業のホームページやSNS、ブログ、掲示板の作成、Webサービスなどを作成することができます。
また、Pythonには、Webアプリケーション開発のためのフレームワークが数多くあるので、効率よくWebアプリケーションを開発できる点もポイントです。
1-4.IoT関連の開発
Pythonでできることの4つ目は、IoT関連の開発です。
IoTとはInternet of thingsの略で、モノのインターネットという意味です。
Pythonの得意分野であるAIと機械学習を組み込むことで、遠隔地から患者の健康状態のモニタリングしたり、高速道路の渋滞状況や電車の遅延状況がリアルタイムで取得する、といったようなIoT関連の開発が出来るようになります。
モノをインターネットで操作するということですね!
1-5.自動でデータ処理、分析などの業務効率化
Pythonでできることの5つ目は、自動でデータ処理、分析などの業務効率化です。
Pythonのライブラリを使うことで、自動でデータを処理、分析し、業務を効率化することができます。
例えば、Excelのデータを処理、分析してグラフ化したり、メールの自動送信、画像解析による人の顔の判別をすることができるようになります。
また、身近なもので例えると、Twitterの自動いいねをすることもできます。
>>【無料】Twitterの「いいね」を自動でする方法【注意:使用はしないでください】
Web上のデータの取得もできるので、データ処理、分析をして業務を効率化したいのであればPythonを学んで損はありません。
1-6.大規模開発
Pythonでできることの6つ目は、大規模開発です。
Pythonはシンプルでわかりやすい文法なので、読み間違いや書き間違いのミスが起こりにくいです。
ですので、処理内容が多く、コードの量も多くなる大規模開発にも非常に向いています。
1-7.組み込みソフトウェア開発
Pythonでできることの7つ目は、組み込みソフトウェア開発です。
組み込みソフトウェアとは、組み込み機器に搭載されて動作するソフトウェアのことです。
組み込みソフトウェアの例としては、携帯電話やカメラなどの電子機器の中に入っている小さな電子回路があげられます。
Pythonは、そのような特定の機器の開発をすることもできます。
1-8.スマホアプリ制作
Pythonでできることの8つ目は、スマホアプリ制作です。
kivyというPythonのライブラリを使用することで、スマホアプリを制作することができます。
Pythonというと、
- AI
- 機械学習
- 自動化
という言葉が目立ちますが、スマホアプリも作ることもできます。
注目されている言語なだけありますね!
1-9.デスクトップアプリ制作
Pythonでできることの9つ目は、デスクトップアプリ制作です。
デスクトップアプリは、Windowsで使用されることが多いので、C#(シーシャープ)という言語が一般的に使われますが、Pythonでも制作することができます。
Pythonは、ライブラリが豊富なのでできることが非常に多いです!
2.Pythonの特徴は?
Pythonの特徴は、他の言語と比べて文法がわかりやすく、短い記述でプログラムを書くことができるということです。
また、ライブラリ(よく使う複数のプログラムを使いまわせるような形でひとまとまりにしたもの)が充実しており、初心者でも使いやすい言語となっています。
YouTubeやGoogleなど、身近なサービスもPythonが使われています。
「あなたにおすすめの動画」や、「関連商品」は、機械学習の代表例です!
3.Pythonのメリット
Pythonのメリットは下記の通りです。
1つずつ解説していきます。
3-1.文法がわかりやすい
Pythonのメリットの1つ目は、文法がわかりやすいということです。
なぜなら、Pythonは「シンプルであること」を重要視している言語だからです。
そのため、文法がシンプルで、書きやすく、読みやすい言語と言われています。
文法がわかりやすい点は非常におすすめなポイントです。
開発では、他の人が書いたコードを読むこともあるので、読みやすいというのはとても重要なポイントです!
3-2.短い記述でプログラムを書くことができる
Pythonのメリットの2つ目は、短い記述でプログラムを書くことができるということです。
下記のコードは、どちらも「こんにちは」という文字を出力するコードですが、プログラムの短さは一目瞭然です。
C:
#include <stdio.h>
int main(void){
printf("こんにちは")
return 0;
}
Python:
print("こんにちは")
コードが短いと時短にもつながるので、短い記述でプログラムを書くことができるのはメリットです。
短い記述でコードを書けると、ミスが減り、コードも見やすくなるので初心者でも使いやすいです!
3-3.AIや機械学習のライブラリが豊富
Pythonのメリットの3つ目は、AIや機械学習のライブラリが豊富ということです。
ライブラリとは、よく使う複数のプログラムを使いまわせるような形でひとまとまりにしたものです。
ライブラリが豊富なことによって、コードを一から書く必要がなくなり、以下のようなメリットがあります。
- 時間の短縮
- 作業量が減る
- ミスが減る
AIや機械学習のライブラリが豊富で、作業効率化しやすい点は非常にメリットです。
4.Pythonのデメリット
Pythonのデメリットは下記の通りです。
1つずつ解説していきます。
4-1.実行速度が遅い
Pythonのデメリットの1つ目は、実行速度が遅いということです。
なぜなら、Pythonはインタプリタ言語かつ動的型付き言語なので、他のインタプリタ言語と比較すると実行速度が遅くなってしまうからです。
ライブラリにより多少は補われていますが、それでも他の言語と比べると実行速度は遅いです。
ですので、実行速度を重視するプログラムを書きたい場合は、Python以外のプログラミング言語で書くことをおすすめします。
4-2.日本語の解説が少ない
Pythonのデメリットの2つ目は、日本語の解説が少ないということです。
Pythonは日本語で書かれた解説ページが少ないので目的のページを見つけ、理解するまでに時間がかかることが多いです。
慣れてしまえば何ともないですが、最初は戸惑ってしまうでしょう。
5.Pythonでできることを学べば収益に結びつく?
Pythonでできることを学べば収益に結びつくか、気になりますよね。
結論は「稼げる」です。
クラウドソーシングで案件を探してみると、以下のような案件がごろごろあります。
この写真の場合、自動化するスキルやデータ取得をするスキルがあれば、月数万~数十万は視野に入れられます。
案件の種類はその時々で変わる可能性があるので一度確認してみてください。
どのようなスキルがあれば稼げるのかを知ると、最短ルートで収益化することができます。
6.Pythonの学習方法【脱初心者になりましょう】
6-1.書籍で学ぶ
Pythonスキルを独学で身に着けるためには、参考書が必須です。
おすすめのPython書籍を以下の記事で解説したので、参考にしていただけたらと思います。
6-2.Web学習サービスで学ぶ
Pythonは、Web学習サービスが非常に豊富です。
Pythonを学べるWeb学習サービスを以下の記事で解説したので、参考にしていただけたらと思います。
>>【料金別&徹底解説】 Pythonおすすめ勉強サイト8選【楽しく学ぼう】
6-3.スクールで学ぶ
お金がかかってもいいから、少しでも早くPythonスキルを身につけたい方は、TechAcademy(テックアカデミー)のPythonコースがおすすめです。
エンジニアになれば、受講料は1か月もあれば回収できるので、問題なしです。
本気でPythonスキルを身につけたい方は、スクールで一気にスキルを身に着けるのもありでしょう。
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7.Pythonに将来性はある?
Pythonは、かなり将来性のある言語です。
なぜなら、AIや機械学習、IoTを世の中が求めている時代だからです。
以前、以下のようなツイートをしました。
これはGoogle検索エンジンにおけるプログラミング言語のチュートリアルの検索回数のランキングを引用したものです。
このランキングを見てもわかる通り、Pythonが他の言語に比べてかなり話題になっていることを確認できます。
まだまだAIや機械学習、IoTの研究や開発は続くので、Pythonの需要はどんどん増えていくでしょう。
8.Python初心者でもエンジニアとして転職できる?
Python初心者がエンジニアとして転職するのは、正直難しいです。
なぜなら、Python初心者にはネームバリューがないからです。
あなたは、新潟県産コシヒカリと、よくわからない米だったら、どちらを食べたいですか?
おそらく、前者と答えると思います。
採用する会社も同じで、雇うなら即戦力になると思える人を選びます。
無名のPython初心者よりも、Python業務を経験したことのある人や、しっかり教育を受けた人を選びたがります。
ですので、Pythonエンジニアとして転職したいのであれば、スクールに通うことをおすすめします。
スクールに通うことで、ネームバリューを得ることができるし、それ以上に、具体的で効果的な学習プログラムを受けることができます。
また、転職するまで徹底的にサポートしてくれるので心に余裕をもって転職活動をすることができます。
スクールは値段がそれなりにかかるので、すぐに決断はできないと思います。
まずは、無料キャリアカウンセリングで、エンジニア転職のプロに話を聞いてみることをおすすめします。
9.おわりに
システムエンジニアとして働き、毎日7時間以上Pythonでコードを書いている筆者が、Pythonでできることを紹介していきました。
Pythonは需要、将来性があり、学びやすく、稼げる言語です。
Pythonを学んで、第2の人生を歩みだしましょう!
この記事が少しでもあなたの力になれていればとてもうれしいです。
行動しようとするあなたを心から応援しています!
>>【Windows版】Pythonのインストール方法【画像を使ってわかりやすく解説】
>>【初心者向け】Python学習の始め方【現役エンジニアがわかりやすく解説】
>>【徹底解説】Pythonエンジニアに転職する方法【失敗しない方法を詳しく解説】
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