こんにちは。さすをです。
いきなりですが、
会社での人間関係に疲れてはいませんか?
もっと要領よく動きたいとは思いませんか?
以前、上司に「君は問題の表面しか見ていない、問題の本質をとらえられていない」と言われました。
そして、それを解決するために情報収集していたところ、『ゼロ秒思考』に出会いました。
今回の記事は、ゼロ秒思考トレーニングのやり方と、『ゼロ秒思考』を読み、実践して変わったこととを詳しく紹介していきます。
それでは本文をどうぞ。
順序だてて考えているのに、いつも上司から「思考が浅い」と言われる、、。
いったいどうすればいいんだ。どうすれば思考が深くなるんだ。心のもやもやが晴れないよ。
これらの悩みを解決します!
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1.思考が浅い人と深い人の差
思考が浅い人と深い人の差は、問題の本質を見極めることができているかです。
思考が浅いと、発生した問題の根本原因を把握できていないので、たとえ対策を立てたとしても、同じようなミスを繰り返します。
一方、思考が深い人は、問題の根本原因の把握できているので、正しい対策を立てることができ、ミスを繰り返すことがありません。
また、思考が深いと、「事実」と「予想」を分離できるので、本来かかえる必要のないストレスをもつこともなく、楽に生活できるようになります。
2.ゼロ秒思考とは
ゼロ秒思考とは、考えたことの質が高く、考えるスピードが速い(0秒)思考ということです。
以下は本書からの引用です。
思考の「質」と「スピード」、双方の到達点が「ゼロ秒思考」だ。
ゼロ秒とは、すなわち、瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考え、瞬時にどう動くべきか意思決定できることだ。
迷っている時間はゼロ。
思い悩んでいる時間はゼロとなる。
『ゼロ秒思考』 -赤羽雄二-
ゼロ秒思考を習得することで、
問題をすぐに把握、整理し、解決策を考え行動
できるようになります。
3.『ゼロ秒思考』のメリット
『ゼロ秒思考』のメリットは下記の通りです。
- 考えをまとめられる
- 考えが深まる
- 考える力を鍛えられる
- 仕事が出来るようになる
- コミュニケーションの悩みが減る
- 不必要な苦しみから解放される
- 心を整理できる
- 腹が立たなくなる
- 自信がついてポジティブになれる
- 頭が整理される
- 急成長できる
- 心をコントロールできるようになる
- ストレス、不安、恐怖が軽減する
- お金がほとんどかからない
- 前向きに明るく生きられる
ほんとうにいいことづくしです!
4.ゼロ秒思考に近づくためには
ゼロ秒思考に近づくためには、ゼロ秒思考トレーニングをする必要があります。
ゼロ秒思考トレーニングとは、A4の紙とボールペンを用意し、1分間でタイトルに対しての理由や課題をひたすら書き出すというものです。
詳しくは、『6.ゼロ秒思考トレーニングのやり方』で紹介します。
『ゼロ秒思考』の筆者である赤羽さんは、ゼロ秒思考トレーニングを1日10回行うことを推奨しています!
5.ゼロ秒思考トレーニングをするために必要なもの
ゼロ秒思考トレーニングをするために必要なものは、A4の紙とペンです。
A4の紙は、きれいな紙ではなく、裏紙で大丈夫です。
むしろ、「もったいない」と思うとトレーニングに支障が出るため、裏紙が推奨されています。
ペンは、ボールペンがおすすめです。
なぜなら、ゼロ秒思考トレーニングは1分という短い間に思っていることをひたすら書くので、書くのに筆圧を要するペンだと時間が足りなくなるからです。
また、筆圧が必要なペンは、疲労がたまってしまいます。
ですので、できるだけ筆圧なく書くことのできるボールペンを使うことが大切です。
なお、『ゼロ秒思考』の筆者である赤羽雄二さんは『PILOT VCORN 直液式水性ボールペン』を推奨しています。
値段も10本で1,000円以下、何年もゼロ秒思考トレーニングをしてきた筆者の赤羽さんがおすすめしているボールペンなので書きやすさは保証できます。
本気でゼロ秒思考に近づきたい方は、『PILOT VCORN 直液式水性ボールペン』で取り組むことをおすすめします!
6.ゼロ秒思考トレーニングのやり方
ゼロ秒思考のやり方は以下の4ステップです。
- A4の紙を横にする
- タイトルを書く
- 日にちを書く
- 1分間でタイトルに対して感じたことをひたすら書く
たったこれだけです。
こんな感じになります。
これを1日10回、計10分続けていくだけで、確実にゼロ秒思考に近づきます。
短時間でできるので、毎日続けやすいです!
7.ゼロ秒思考トレーニングをする上での注意点
ゼロ秒思考トレーニングをする上での注意点は以下の通りです。
- 似たようなタイトルでも繰り返し書く
- 各行20~30文字を意識する
- 書く順番を気にしない
- メモのフォーマットを必ず守る
7-1.似たようなタイトルでも繰り返し書く
ゼロ秒思考トレーニングをする上での注意点の一つ目は、似たようなタイトルでも繰り返し書くです。
なぜなら、ゼロ秒思考トレーニングの目的は、頭を整理して悩みを解決することがだからです。
ゼロ秒思考トレーニングをしていると、同じようなタイトルになることもあると思います。
そんなときは、何度もそのタイトルでゼロ秒思考トレーニングをしましょう。
似たようなタイトルでゼロ秒思考トレーニングを繰り返すことで、頭の整理が進みますし、その都度、悩みを解消することができます。
悩みを持ったらどんな内容でも、何回でもゼロ秒思考をしていきましょう。
過去に書いたものを振り返りながら行う必要はありません!
7-2.各行20~30文字を意識する
ゼロ秒思考トレーニングをする上での注意点は各行20~30文字を意識するです。
ゼロ秒思考トレーニングは単語や長文で書いてもいいということではありません。
というのも、ゼロ秒思考トレーニングは正しく状況をまとめる訓練でもあるからです。
文字数にこだわりすぎることはありませんが、各行20~30文字で書き出すことを意識して取り組みましょう。
7-3.書く順番を気にしない
ゼロ秒思考トレーニングをする上での注意点の三つ目は、書く順番を気にしないです。
ゼロ秒思考は、考えるよりも吐き出すことを重要視しています。
ですので、優先順位を気にしてはいけません。
思い浮かんだことをひたすら紙に書き出していきましょう。
7-4.メモのフォーマットを必ず守る
ゼロ秒思考トレーニングをする上での注意点の四つ目は、メモのフォーマットを必ず守るです。
ゼロ秒思考を続けていると、徐々にアレンジを加えたり自分流になってきます。
しかし、『ゼロ秒思考』の著者である赤羽さんはこれを断固反対しています。
ゼロ秒思考トレーニングで使われているフォーマットは、何年もの研究や実験の結果、一番効果があったものです。
アレンジを加えるのではなく、ゼロ秒思考トレーニングのフォーマットを守って取り組んでいきましょう。
8.ゼロ秒思考トレーニングのテーマ例
ゼロ秒思考トレーニングをする上で必要不可欠なのが、トレーニングをする上でのテーマです。
しかし、ゼロ秒思考トレーニングを始めたばかりでは、なかなかテーマが浮かびません。
私も、最初の頃はまったくテーマが浮かびませんでした。
ですので、私が取り組んできたテーマを一部紹介します。
あなたに関係するようなテーマがあれば、ぜひ活用してみて下さい。
テーマ一覧:
- どうすれば生産性があがるのか
- 仕事がうまくできるときと出来ないときの差は?
- 今日やるべきことは?
- 〇〇試験に合格するために必要なことは?
- 〇〇試験に合格するためにすべきことは?
- 本を月1冊読むためには?
- 自分が成長するためにいまするべきことは?
- 優先順位のつけ方
- 時間を無駄にしないためには何をすべき?
- 朝早く起きるためには何をすべき?
- なぜスケジュール通り行えるかわからなかった?
- 〇〇さんに連絡するために必要な情報は?
- なぜ発言に自信がないのか
- なぜ発言するのに恐れているのか
- なぜ上司が怖いと思っているのか
- なぜ上司に怒られたのか
- 発言に自信をつけるにはどうすればいいか
- 上司と円滑にコミュニケーションをとるためには
- 自分の今の問題点は何か
- なぜ生産性が低いと判断したのか
- 問題意識とはなにか
- 知識不足と判断したのはなぜか
- 標準体重になるためにはどうすればいいか
- Twitterでフォロワーを増やすため必要なことは何か
- フォロワーを増やす目的は何か
- 今以上に毎日を充実させるためにはどうすればいいか
- ブログを書いている目的は何か
- 自分の価値は何か
- 2021年やりたいこと、実現させたいことは何か
9.ゼロ秒思考トレーニングを実際にやってみて感じたこと
ゼロ秒思考トレーニングを実際にやってみて感じたことは、
- 頭の整理ができるようになった
- イライラしたり、落ち込んだりすることがなくなった
です。
9-1.頭の整理ができるようになった
ゼロ秒思考トレーニングを実際にやってみて感じたことの一つ目は、頭の整理ができるようになったということです。
今まで、言葉にできないことが多かったのですが、ゼロ秒思考トレーニングを始めてから言葉にできるようになりました。
また、問題が発生したときに、ゼロ秒思考トレーニングをすることで、以下の4つが明確になります。
- どこに問題があるのか
- 問題の根本原因は何なのか
- 問題を解決するためには何をする必要があるのか
- リスクの対策はどうするか
そして、頭の整理ができるようになると、ミスの数が激減します。
9-2.イライラしたり、落ち込んだりすることがなくなった
ゼロ秒思考トレーニングを実際にやってみて感じたことの二つ目は、イライラしたり、落ち込んだりすることがなくなったということです。
今までは、イライラしたり、落ち込んだりすると頭の中でずっとぐるぐる考え込んでしまい、モヤモヤが止まりませんでした。
しかし、ゼロ秒思考トレーニングで紙に書き出すようにしてから、驚くほどイライラしたり、落ち込んだりすることがなくなりました。
また、「自分が何かできることができないか」と考える癖がつき、物事を前向きにとらえられるようにもなりました。
10.書き終えた紙はどうする?
ゼロ秒思考トレーニングで書いた紙は分類してファイルに入れておきましょう。
なぜなら、ファイルに入れて保存しておくことで、自分が悩んでいたことを振り返ることができるからです。
また、それ以上に自分の成長を感じることができるからです。
他人からされる評価などは目に見えますが、心の成長はなかなか見えづらいものです。
ゼロ秒思考トレーニングで書いた紙は、過去の悩みや問題がたくさん書かれたパズルのピースのようなものです。
ファイルに入れて残しておくことで、
あのとき、こんなこと思っていたなあ。
〇〇部長のこと、怖いと思い込んでいたなあ。
〇〇ができるようになったなあ。
と見返したときに心の成長を感じることができるのでおすすめです。
『ゼロ秒思考』の筆者である赤羽さんも、分類してファイルに入れ、3か月たったら一度見返すことををおすすめしています!
11.メモ用紙に手書きじゃなきゃだめ?
ゼロ秒思考トレーニングはメモ用紙に手書きでなくてもいいと思います。
『ゼロ秒思考』の筆者である赤羽さんは、メモ用紙を推奨していますが、iPad ProとApple Pencilでも不自由なくゼロ秒思考トレーニングをすることができるからです。
それよりも大切なのは、
どちらでもいいから継続すること
です。
これは断言できます。
赤羽さんがおすすめする方法でゼロ秒思考トレーニングをしたいのであれば、メモ用紙を使う
メモ用紙に書くのは自分に合わないと思うのであればiPad ProとApple Pencilを使う
でいいでしょう。
12.『ゼロ秒思考』さすを的補足
『ゼロ秒思考』のさすを的補足は、1分以内に書き上げることにこだわりすぎることはないということです。
『ゼロ秒思考』の著者である赤羽さんは、ゼロ秒思考トレーニングは1回1分で書き上げるとしていますが、これがなかなかきついです。
わたしは、1分で書き上げようとすると、各行が単語だけになったり、思いついた内容を書ききれなかったりすることが多々ありました。
ゼロ秒思考トレーニングの目的は、
反射的に思いついたことを書き出す
ということです。
ですので、「1分間」というのはあくまで一つの指標として、手が止まるまでスピーディーに書き続けることが大切です。
13.まとめ
『ゼロ秒思考』を実際に読み、ゼロ秒思考トレーニングを実践した筆者が、ゼロ秒思考トレーニングのやり方と、実践して変わったことを紹介してきました。
ゼロ秒思考トレーニングは費用もほとんどかからず、効果も絶大なのでぜひ今日から試してみて欲しいです。
また、記事内には取り上げませんでしたが、『ゼロ秒思考』には、発展形がいくつもあります。
興味を持った方は実際に本を手に取って試してみてください。
努力するあなたを心から応援しています!
0秒思考を習慣化したい人は、この本もおすすめ:
0秒思考が頭、心の整理に良いとはいえ、毎日続けるのは大変ですよね。そこで習慣化の専門書を読んで、習慣を身につける方法を学ぶのが一番オススメです。僕が参考にした習慣化の本はこちら。
>>30,000部突破・SNSで話題沸騰のベストセラー書 『習慣が10割』
習慣化する方法が漫画で描かれているので、サッと読めて実用的です。読んで損はないです。
>>『反応しない練習』を読んで仕事のストレスを減らそう【苦しみから卒業できます】
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