こんにちは、さすを(@sasuwo0409)です。
- 瞑想に興味はあるけど、ほんとうに効果があるのか気になる…
- 最近、怒りっぽくなったりモヤモヤすることが多い
- 瞑想の効果を教えてほしい!
心と身体を整えることで有名な「瞑想」ですが、やり方がたくさんあって、何から始めればいいのかわかりづらいですよね。
そこで今回の記事では、ビル・ゲイツが2018年・2020年のお勧め本の1冊として推薦したマインドフルネスの入門書『頭を「からっぽ」にするレッスン』の感想レビューをしていきます。
この記事を読めば『頭を「からっぽ」にするレッスン』のどこが心に刺さったのか、どのような効果があったのか、どのような人におすすめなのかがわかります。
それでは、本文をどうぞ。
最近瞑想が流行っているけど、本当に効果あるの?
試しでやってみたいから簡単にできる瞑想のやり方を教えて欲しいです。
あと、この本がどんな人におすすめなのかも教えて欲しいです。
これらの悩みを解決します!
すでに瞑想を始めていて「うまくいかずに悩んでいる」「イライラ・モヤモヤがなくならない」という方は、『「繊細さん」の本』で考え方を変えてみるといいかもしれません。
下記の記事で、この本を詳しくレビューしているので、参考にしていただけたらなと思います。
>>【怯える生活から卒業しよう】「繊細さん」の本の感想レビュー
1.『頭を「からっぽ」にするレッスン』の感想レビュー
総合評価
『頭を「からっぽ」にするレッスン』を読んで、一番印象に残ったのは「僕たちはありのままの人生を生きていない」ということです。
「何を言っているんだ?」と思う人もいるでしょう。でも、これは事実です。
僕たちは、過去を振り返ったり、未来の計画をしたりすることに必死で、「今、この時」を忘れてしまいがちです。
注意深い人ほどなおさら、この傾向に当てはまります。
この本を読んで、「今、この時のありのままの自分」を意識することの大切さを教えてもらいました。
- もっと心穏やかに生活していきたい
- 幸福度を上げたい
このように思っている人は、間違いなく役に立つ本です。
ここでは、この本を読んで、特に心に刺さった言葉を紹介します。
1-1.行動しなければ何も変わらない
本をおいてテクニックを実践した瞬間に本物の変化が起こるのです。
頭を「からっぽ」にするレッスン
この言葉を読んで、今まで以上に行動力を上げていきたいと思いました。
あなたは、できない理由を探して、行動することをためらってはいませんか。
「あとでやろう」が口癖になってはいませんか。
情報を収集することは大切ですし、知識を増やそうとしている時点で、十分素晴らしいことです。
ただ、「情報として知っている」と「経験したことがある」には天と地との差があります。
何事もやってみないとわからないことがほとんどです。「できない理由」ではなく「やりたい理由」を信じて行動してください。
一緒に行動していきましょう!
1-2.負の感情にふたはできない
負の感情にふたはできない
頭を「からっぽ」にするレッスン
あなたは嫌なことがあると、その気持ちをなんとか抑えようとしていませんか。
でも、残念ながら、負の感情にふたはできません。
僕はかつて、負の感情を抑え込もうとしていました。何か嫌なことがあっても、作り笑いをしたり、すずしい顔をしていました。その結果、不満が爆発し、人間関係にヒビが入った経験があります。
負の感情は、考えれば考えるほど膨らんでいき、あなたを覆いつくしてしまいます。
ですので、しっかりと向き合って、その感情を認めてあげるしかないのです。
「どんな感情でも、ありのままを受け入れる」という考えは、自分らしく過ごすためにとても重要な考え方です。
あなただけが我慢する必要はありません!
1-3.自分自身の体験を信じる
ほかの人の意見に頼るのではなく、自分自身の体験を信じてください。
頭を「からっぽ」にするレッスン
あなたは、自分自身のことを信じてあげられているでしょうか。周りに流されてはいないでしょうか。
周りに頼ることは簡単ですし、何かあった時を考えると、つい他の人の意見を聞きたくなってしまいますよね。
もちろん周りの意見に頼ることは間違いではありません。
でも、だからと言って、あなたの意見をないがしろにするのは間違っています。
「そんなのはきれいごとだ」
「社会はそんなに甘くない」
そう思う人もいるでしょう。
もちろん、ずっと好き勝手な行動をしているわけにもいかないということはわかっています。
ただ、考えや感情をずっと殺していると、いつかあなたの意思がなくなってしまいます。
意思がない人間は、おもしろみがないし、魅力もありませんよね。
「懸命に考え、懸命に生きている自分をもっと信じよう」と思わされる言葉でした。
2.『頭を「からっぽ」にするレッスン』は幸せをつかみたい人におすすめです
『頭を「からっぽ」にするレッスン』 がどんな人におすすめできるか、まとめました。
この本は、「瞑想の基礎と筆者の時代背景」がストーリー仕立てとなってわかりやすく進んでいきます。ですので、瞑想初心者やストレスのない生活を送りたいと思っている人に向いています。
また、本書はビル・ゲイツが2018年・2020年のお勧め本の1冊として推薦したマインドフルネスの入門書として有名なので、有名な瞑想本を探している人にも向いています。
逆に、瞑想以外の情報はいらないと思っている人や、私生活でストレスを感じていないと人は、得られる情報が少ないはずなので、別の本を読んだ方がいいでしょう。
2-1.周りの口コミ
良い口コミ:
僕みたいに瞑想とかマインドフルネスが続かない人、挫折した人には1日10分を毎日欠かさないくらいがちょうどいい。欲張ってはいけない。というわけで、この彼がいまの師匠です。今のところ続いてます。
— こしやば(書籍編集者/ライター) (@koshiyaba) April 22, 2021
『頭を「からっぽ」にするレッスン』(アンディ・プディコム)#読了 pic.twitter.com/Xw9oQjwLeK
アンディ・プディコム 著 『頭を「からっぽ」にするレッスン』
— まさ散歩@読書 (@masa_sanpo) November 10, 2020
ビル・ゲイツに絶賛されたマインドフルネス(=瞑想)本
10分間の瞑想のやり方や、その効果がよく分かる
『「最強!」のニーチェ入門』を読み、今を意識することが大事と知った自分には瞑想がいかに必要かよく分かった#のベルズ pic.twitter.com/oBZNDKVC3U
心のトレーニングで脳を鍛える🧠💪
— たに@読書好きな国際唎酒師😋お酒と本を毎週紹介 (@TANI_yukai) January 12, 2022
アンディ・プディコムさん著、満園真木さん訳の「頭を『からっぽ』にするレッスン」を読みました📙
今この瞬間を感じて生きていく。当たり前のようでなかなかに難しいテーマ。10分間瞑想のテクニックも然る事ながら、著者の人生の捉え方そのものが面白い😆👍#読書 pic.twitter.com/7VbZYf3UEm
頭を「からっぽ」にするレッスン
— たんこぶ (@SO0908) May 1, 2021
アンディ・プディコム著
を読みました。
三十代になってから、メンタルをやられることが多くなり、悩んでいました。
自分の感情について、そして、今ここに集中することの大切さが丁寧に書かれていました。
今ここに集中したのなん十年ぶりやろ。 pic.twitter.com/NqROjjw6N7
悪い口コミ:
瞑想の方法が知りたくてこの本を購入しましたが、瞑想の方法まで至るまでとても回りくどいと感じました。私のようなせっかちな方には合わないと思います。最近の外国の方が書いたこういった本はどの本も回りくどい感じがします。
Amazonレビュー
イラストや図など、ほとんどありません。ほぼ全てのページが文字でびっしりです。
Amazonレビュー
脳が疲れている人には、読むに耐えない本です。
「瞑想が習慣になった」「瞑想の大切さ、効果がわかった」のような前向きな感想が多かったです。ただ、「瞑想の話に入るまでが長い」「文字がびっしりで想像していた本とは違った」という意見もありました。
本を買う前に試し読みをしておいた方がいいかもしれません!
2-2.頭を「からっぽ」にするレッスンの目次
- 第1章 まずは「からっぽ」を知るために
- 第2章 10分間瞑想をはじめる前に
- 第3章 10分間瞑想をはじめてみましょう
- 第4章 「10分間瞑想」を日常にするためのヒント
- 第5章 マインドフルネスの極意
- 第6章 日々をマインドフルに過ごすために
- 第7章 マインドフルネスのキーワード
- 第8章 マインドフルネスで人生を好転させた体験談
署名:頭を「からっぽ」にするレッスン
著者:アンディ・プディコム
翻訳:満園真木
単行本:256ページ
出版社:辰巳出版
発売日:2020/9/19
2-3.著者のプロフィール
- 本名:アンディ・プディコム
- 職業:イギリス保険医療委員会公認の臨床瞑想コンサルタント。元仏僧。
- 特徴:大学在学時に僧を志しアジアに旅立ち、世界各地の寺院や僧院で修業を積む。チベットの僧院で正式な仏僧となるが、2004年にイギリスに帰国。その後、瞑想普及のための団体〈ヘッドスペース〉を創設。「瞑想を誰にとっても身近なものにし、なるべく多くの人に瞑想にしたしんでもらいたい」との理念を持ち活動に励んでいる。
3.【シンプル版】『頭を「からっぽ」にするレッスン』の瞑想方法
『頭を「からっぽ」にするレッスン』の瞑想方法をざっくり紹介すると以下の4ステップです。
3-1.10分タイマーをセットする
まず初めに、10分タイマーをセットしましょう。
瞑想中に集中力が切れないように、スマホの通知はオフにしておいてください。
本書では、朝に座って瞑想を行うことを推奨しています。
絶対ではないので、あなたのやりやすいように行ってくださいね!
準備ができたら深呼吸を5回行い、体と心を瞑想モードに切り替えていきます。
3-2.体の感覚に集中する
瞑想モードに切り替えたら、体の感覚に集中していきます。
頭からつま先までスキャンするように体を感じていきながら、リラックスできているか確認していきます。
なお、ここでリラックスできていない箇所があっても大丈夫です。
そんなときは、「まあ、そんな日もあるよね」と思っていてください。
どんな状態でも慌てることなく、体に意識が向いていればOKです。
このスキャンは2回行うのですが、1回目は10秒くらいかけて軽めに行い、2回目は30秒くらいかけてじっくり行ってください。
3-3.呼吸に集中する
ここまできたら、あとはタイマーがなるまで呼吸に集中していきます。
秒数はあまり意識せず、心地いいくらいの早さで呼吸してください。
ここで大切なのは、「呼吸の出入りを意識すること」です。
ですので、「空気が体に入っていくのを感じたら1、吐いて出ていくのを感じたら2とし、10まで数えたら、また1に戻る」ということを繰り返してください。
数え間違えたり、10を超えてしまっても大丈夫です。
そんなときは、体の意識に集中した時と同様、「まあ、そんな日もあるよね」と思って数えなおしてください。
10まで間違えることなく数えるのは結構難しいです、、!
3-4.瞑想を解く
タイマーがなったら、瞑想を解きます。
といっても、特にすることはありません。
思考を自由にするために、少しの間ぼーっとするだけでOKです。
過去の後悔や未来への不安が頭の中に出てきづらくなっていたら瞑想成功です!
なお、本書では、より深く瞑想するためのポイントやコツが書いてあります。本気で瞑想を生活に取り入れたいという方は、ぜひ読んでみてください。
3-4.1か月間10分間瞑想をやってみて
1か月間、本書で取り上げられている10分間瞑想を行ってみて、5つの変化を感じました。
『パン屋ではおにぎりを売れ』によると、人間が1日に「思考」する回数は6万回だそうです。それだけ考えていたら、疲れてしまうのは当然ですよね。
瞑想をすることで、考える必要のないことを考えることが減り、その分、自分と向き合う時間が増えたことで、このような変化が得られたのだと思います。
また、瞑想には以下のような効果があると科学的に実証されています。
これらの効果を得たい方も、瞑想を取り入れてみてはいかがでしょうか。
これからも続けていこうと思います!
3-5.さすを的補足:続けることが何より大切
瞑想は筋トレと同じで、続けることが何よりも大切です。
ですので、もし10分間瞑想が続けられないと感じたのであれば、自分流にアレンジしてみてもいいと思います。
僕自身、最初の頃は10分座って呼吸に集中することすらできませんでした。
また、時間がもったいないと感じたり、朝はぎりぎりまで眠っていたいという人もいると思います。
ですので、習慣になるまでは、あなたが続けられる方法で瞑想を取り入れることをおすすめします。
個人的におすすめできる瞑想場所はこちらです!
4.『頭を「からっぽ」にするレッスン』をお得に読む方法
読みたいと思う本があっても、値段が高くて、あきらめることはありませんか?
そんなあなたにおすすめなのがKindleです。
Kindleでは、紙の書籍よりも最大80%以上安く本を買うことができるので、お財布に優しく、ためになる情報や娯楽を得ることができます。
お得に読書ライフを楽しみたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
最後に:信じるか信じないかはあなた次第
ここまで、ビル・ゲイツが絶賛したマインドフルネスの入門書『頭を「からっぽ」にするレッスン』の感想レビューをしてきました。
正直な話、瞑想は個人差がありますし、誰しも効果が出るとは言い切れません。
ただ、考えているだけで事態が好転することは間違いなくありません。
概念的にとらえられがちな「瞑想」の方法をわかりやすく教えてくれているので、「瞑想の基礎を教えて欲しい」「ストレスを減らして幸福度を上げたい」「瞑想を生活に取り入れたい」という方は、ぜひこの本をチェックしてみてください。
この記事が少しでもあなたの役に立てば嬉しいです!
それでは!
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